September 26, 2015

yrmcds を rpm で入れる話

memcached と(ほぼ)互換性を持っていてレプリケーションなどができるサイボウズラボさんの yrmcds を試してみようと思った。

yrmcds - memcached compatible KVS with master/slave replication.

・・・のは良いのだけど、rpm は提供されていないのね。

直接 make && make install が許されるのは小学生まで、という強い個人的信仰に基づき、CentOS/RHEL 用にパッケージングするスクリプトを書いた。

サイボウズラボさんでは Ubuntu をメインで使ってるのかな? prefix とか、起動ユーザ・グループが CentOS/RHEL のお作法と違ったりしてるので、それとなく動くようにパッチと systemd 用のサービスも付けておいた。

  • kazuhisya/yrmcds-rpm
    • EPEL が必要
    • CentOS7 とか RHEL7 で動く様微調整
    • systemd で動かす事を想定
    • yrmcds.service を足した
    • とりあえず動く事は確認した

使い方とか詳しくは README.md 参照。


追記:

いつもの如く、git clone して make ぶっ叩けばバイナリが出来あがるようにしていたんだけど、@htaira さんに Copr という Foedora のビルドサービスを教えてもらった。

Ubunt Personal Package Archive(PPA) とか openSUSE Build Service みたいなやつかな。 Fedora Project も Koji というのが昔からあったけど、参入障壁高い印象で前に一回挫折していたんだよね。

というわけで、yum レポとバイナリが同時に出来上がってしまった。今回の一番の収穫は Copr を知ったことかもしれない・・・。

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